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沢月亭日記

2006年11月28日(火)  楽しめることのすばらしさ
2日ぶりに弓道の練習へ。
参段を受けて落ちた先輩と一緒に、先輩や先生に謝りまくり、いつとは明示せずに「またがんばりますのでよろしくお願いします」とお願いしてきた。
しばらくがんばりたくないのが正直なところだが、参段になりたいという意志を「がんばる」以外にどう表現していいのかわからない。

先生からは「技術的には受かるものを持っているのに、勝負の場で控えめになりすぎてしまう。それがうち(の地区)の弱いところ」と言われる。たしかにいざという場で弱いのだが、それ以前に普段の練習で指摘されることは多いし解決しきっていないし、審査が迫ってきてかえって崩れたところもあった。それは先生に頼るところではなく、地区の傾向に甘んじるところでもなく、自分の心が解決すべきところなんだろう。
どうしたら本当の意味で強くなれるのか。
わからないけど、ゆっくり歩いていこう。弓道は90代になってもできるのだから。

練習では、調子は絶好調とはいえないまでも、悪くない。
先生に少し肩の入れ方を指摘されつつ、最後は皆中で終了。
「なんで審査でそれが出ないかな〜?」「最後の射が審査で出ていたら受かってたのにね」などと
各方面から突っ込まれる。
「あはは、それが審査っすよー」と笑って返す。
ツッコミに対して笑えるようになった。先週も笑って返してはいたが、どこか引きつった笑いだった。
引いていて久々に楽しいと思えた。
先週のような、はずれると胃のあたりがきゅ〜っとなって息苦しくなる状態にならなかった。
「惜しかったね」という一言すらも心を圧迫してくるような状態から抜けられた。
それが単純に嬉しい。

そりゃあ、はずれるのは嫌だし何がまずかったのかは考えるけれど、その過程自体がもともと楽しかったんだし、考えてやってみたことがうまくはまった時はもう最高で。
そんな気分に戻れた気がする。
楽しいという気持を感じられるのはいいなあ、と思う。

好きなことであっても、ストレスをかけ続けながらやると、続けることすらできなくなってしまう。
懸命になりすぎて楽しかったはずのことが楽しめなくなり、むしろトラウマになってしまうのは、もうごめんだ。
自分の意志で会社をやめて院に入ってドクターまで行って学位も取ったけれど、今も学会誌を読んだり教員公募の案内を見たりするだけで動悸がして数日ぐらい言語がうまく操れなくなってしまう。好きでやっていたことのはずなのに、もはや苦しい記憶しか残っていないし、身体が全力で拒否してくる。
研究は好きなのに、こんな状態ではもうそんな活動はできそうにない。
好きなことをやるほどにストレスとなって自分を圧迫し、できないものへと変貌する、そんな状況はこりごりだ。
弓道でそうなるのだけは、絶対に回避したい。

今日の晩ごはん。
肉じゃが、がんもどきと青菜の含め煮、大根のナムル、カブとカブの葉のみそ汁。
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2006年11月27日(月)  Macな人が増えていくかも
職場で同僚にまたParallelsについて聞かれる。この間とは別の同僚。ていうか、ノートPCをいつも持ってきていたんじゃ……? と思ったら、壊れたので買い替え候補にMacBookを検討しているとのこと。
なるほどー。しかしWindowsソフトをいろいろ持っている状態なら、BootCampでいいんじゃなかろうか。
そんな話をしていたら、別の同僚が「彼、見てみたいんですよ」と。
あ、私にMacBookを持ってきてParallelsを動かしてみせてほしいということか。
今、分厚い洋書を持ち歩いているので、その用件が済んだら持っていこう。みんなでリンゴマークを輝かせながら(かつ全員違う機種で)仕事をするのも面白かろう。まあ、DTPソフトを使っているわけではないから機種やソフトの違いを合わせるのに苦労するけどね。

今日の晩ごはん。
餃子、小松菜のナムル、白菜とハムのミルクスープ、きゅうりと蒸し鶏のごま酢あえ、玄米。
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2006年11月26日(日)  昇格!
横浜FCがJ2優勝&J1昇格決定。クラブメンバーなんだし、ちゃんと見に行かなきゃなあ。

今日は家で洗濯。下がけ(弓を引くとき、右手にユガケという鹿皮の手袋みたいなものをはめるのだが、その下につける布の手袋)と足袋がずらっと並ぶ。一日一枚&一足使っていたから、それだけ練習に行ったってことだよなあ。
道着と袴も洗濯。袴はひだが取れないよう、洗濯バサミでひだを固定して干す。
なんだか一休みって感じだ。

今日の晩ごはん。
ナスのミートドリア、野菜のポタージュ、キャベツの酢醤油かけ。
品数の割に野菜の量は多い。が、卵料理を付け加えるつもりだったのを忘れた……。
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2006年11月25日(土)  玉砕〜
審査の日。
射場ではそんなにあがらなかった。いつもと的の見え方がかなり違って(背景が違うがゆえの錯覚)一瞬困惑したけれど、練習と同じように引けたように思う。
で、練習でよくやるように、2本同じ場所(1時すれすれ)にはずれた。参段は2本中1本はあたらないと話にならない。すれすれでも大はずれでも同じ。
ちなみに参段を受けた5人で10射0中という、もう笑うしかない結果に。四段も受かったのは1人だけ。いや、私はともかく先輩はあててくださいよ〜。

とはいえ、終わったことに正直ほっとしている。
この1週間、自分で自分を追いつめてやみくもに練習して悪循環になってしまっていた。うまくいかないから練習を増やすのだが、それが裏目に出て、それまでになかった崩れが出てきてしまい、道場に行くのも弓を引くのもつらかった。
連れが体調を崩しているのに自分は道場に出かけているのも気がとがめてならなかったし。
同時に、料理をいろいろ作り置きして練習時間を捻出するのもしんどかったし。
審査を受けることも、弓道をやることも、自分が好きでやっていることのはずなのに、楽しくない。
好きでやっていることで苦しいってだめだろう、と、さらに自分を責めてしまう。
仕事も手につかないし、まともに行動できなくなってきていたし。

ともかく、それらが終わった。
もう道場に通い詰めなくていい。好きな時に行けばいい。
嫌な連鎖は終わった。
弓を引くことを嫌いになる前に済んで、本当によかった。

結果を待つ間や夜の飲み会でそんな話を(部分的に)先輩に話してみた。
「くやしいのはいいけどつらいのはダメだよ」とか
「耀ちゃんはここ(肩ぽんぽん)に力入っちゃってたね」とか
「私も今そうなのよ」とか言ってもらって、その都度ちょっと泣きそうになった。

とりあえず、楽しんで引けるようになるまで練習を減らしてやりなおそうと思う。


ちなみに、学科の問題が結構意外だった。
・査定・初段「弓道を始めた動機について」「弓道八節を列記し、足踏みについて述べよ」
・弐段「弓道をやってよかった点」「弓道八節を列記し、胴造りについて述べよ」
・参段「弓道をやってよかった点」「弓道八節を列記し、引分けについて述べよ」←私が受けたもの
・参段「弓道を始めた動機について」「弓道八節を列記し、弓構えについて述べよ」
・四段「弓道を始めた動機について」「弓道八節を列記し、弓構えについて述べよ」
・四段「弓道をやってよかった点」「会について述べよ」
……動機とかよかった点とか、今まで初段や弐段で出ていたような問題のような気が。
あと「弓道八節」っていうようになったの?
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2006年11月24日(金)  どうなるんだろー?
審査前日。午前中に練習に行くつもりだったが寝過ごして(明日大丈夫か?)午後に行くことにする。午前中のうちに買物に出かけ、明日の連れの食事を準備。気分がすぐれなくて動けないのだが、無理にでもやっておかなくてはならないところなので。

気が進まないままに道場へ。途中、なんとか開き直ろうとあれこれ考えた。
その甲斐あってか、前半は調子がよかったし、先生にもよかったと言ってもらえた。
とはいえ、後半はまるでダメ。
まあ、問題点がいくつか解決したので、個人的には前進ととらえている。
個人の問題でしかないのだが。

いやあ、どうなるんだろうなあ。

今日の晩ごはん。
麻婆豆腐、小松菜のお浸し、野菜多すぎなミネストローネ(スープだったはずが、人参とセロリとジャガイモの多さに野菜煮込みと化していた)。
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2006年11月23日(木)  審査が迫る。
毎日練習に行き、あまりに調子が悪くて内心半泣きになりながら弓を引く。
でも、思うようにならない。普段の射もできない……というか、普段の射ってなんだっけ?
なんかまずいサイクルにはまっている中、審査が迫りつつある。
それとも、審査が迫りつつあるから、まずいサイクルに陥ってしまったのか?

一応整理しておくと、私は道場で参段を受ける人たちの中で一番キャリアが浅いし実績もない。練習量もきわだって多いわけではない(がんばって増やしても、先輩方はもっと多いのだ)。才能があるわけでもないから、先輩方を追い抜けなくてもあたりまえ、むしろ自分がいることで先輩方を焦らせるような、そんな当て馬でしかない。
それでも、いい状態の射ができればあたって受かるという自信はある。
問題は、そんな射がなかなかできないということ。
普通にできるようになるまで、地道に頑張れ、ということなのかな。
まあ、普通そうだよな。

今日の晩ごはん。
これでもか野菜カレー*の残りで作ったカレードリア、キュウリとワカメの酢の物、鶏手羽元のさっぱり照り煮、キャベツとベーコンのミルクスープ。

*これでもか野菜カレー:ふつうのカレーの水のかわりにトマトジュース(食塩無添加)を使い、さらに人参のすりおろしを加えたカレー。ちょっとすっぱくて甘い。
このカレーの4日目の残り(具なし)と、人参のみじん切り1本分をレンジで1分チンしたものと、玄米ごはん2膳分を混ぜ、ホワイトソースをかけて粉チーズとパン粉を振って焼いた。狙ったとはいえ薄味。


稲穂さんからのラブバトンについては、小説サイトの方でお答えしました。お手数ですが「プロフィール」から行けるところの更新情報ブログをご覧下さい。
コメント
  • 稲穂(2006/11/25 12:09)
    せ、先生すみません、迷子になって辿り着けませんでした…。折角解答いただけたのに申し訳ないです。
  • 沢月(2006/11/26 00:44)
    わあごめんなさい。http://mugenhanretsu.com/です(汗)
  • 稲穂(2006/11/26 03:34)
    ありがとうございました。最近もう迷うのが基本設定みたいになってしまっているもので…(ネトゲ仲間からも迷子と嵐召還の代名詞みたいに扱われてます)。ラブは、≒執着の深さ浅さなのでしょうか。
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2006年11月16日(木)  Macがずらり
昨日、職場の同僚がParallels(Mac上でWindowsを動かす仮想化ソフト)を買おうかどうしようか迷っているという話をしていたので、見せようと思ってParallels入りのMacBookを持って行った。
立ち上げるとMacユーザの同僚たちがぞろぞろと見に来る。XPを立ち上げてソフトを動かしてみたり、OSXとの間でのコピー&ペーストやフォルダ共有をしてみたり。結構珍しがられる。
件の同僚は買うことに決めたようだ。

せっかく持って行ったので、職場のPCではなくMacBookで作業する。
私の隣では、同僚がiBookを使っている。その横の(Parallels購入を決めた)同僚はCore2Duoの新しいMacBookを使用中。すぐ近くにはPowerBookG4を使う同僚も。
なんなんだ、この狭い範囲に限られたMac率の高さは。
面白いからまた持って行って並んで作業してみよう。重いけど。


今日の晩ごはん。
餃子、カボチャペースト*の和風味噌スープ、キュウリとトマトと豆腐とチコリのサラダ、カボチャの皮の千切り**とベーコンの炒め。

*1日に野菜を350g摂取し、かつ塩分を減らし、さらに食欲がなくても食べられるようにする。加えていろんな味付け(ただし薄味)のバリエーションに対応できるようにする。
そんなむちゃくちゃな課題を達成するためには、重くて濃い(栄養の多い)野菜を混ぜて密度を上げればいい。
そう思ってとりあえず作ってみた。
 ・わたと皮を取ったカボチャ(520g)
 ・タマネギ1個(160g)
 ・人参2本(220g)
計900gの野菜を360ccの水を加えて煮て、マルチクイックでつぶしてピューレにした。これを冷凍してスープに加えて野菜を摂るのだ。
とりあえず今日はおたま2杯、200gをだしでのばして、だし入りみそ大さじ半分を加え、2人分のスープにする。
たぶん、2人で150gぐらいの野菜を摂取できているはず。

あー、しかし自分で書いていて面倒臭い。


**皮だって無駄にはできない。千切りにしてオムレツや炒め物に混ぜれば、立派なおかずだ。
でも皮の栄養素まで計算するのは面倒だなー。
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2006年11月14日(火)  玄米復活
一時期中断していた玄米ごはんを、数日前から復活させた。

連れの高血圧の問題は何ら解決していないし、
食事低血圧だとするとさらに問題が増えたことになるし、
そうでなければ(なさそう……)未解決な問題が横たわっていることになるし、
連れは食欲がなくて(そのわりに気が向いた時に柿ピーを食いまくっているので、本当に心配な状況ではないと判断)品数を減らさないといけないし。

なので、一品一品を単品で栄養のあるものにせねばならない。
米も同様に玄米のほうが効率がいい。
なんかGABAとかが増えるらしいので、象印の炊飯器の「玄米活性」というメニューで炊いている。
何をしているのかよくわからないのがちょっと怖いのだが。

その玄米、今までは駅向こうのスーパーで買っていたのだが、持って帰るのが重い。
そのスーパーでは100%オレンジジュースも安いので、玄米と一緒に持って帰るとさらに重い。
(オレンジジュースを1日400ml飲むと血圧が下がるらしい)
なので、ネットで10kgほど注文してみた。
玄米三昧♪ これはこれで嬉しいかも。

今日の晩ごはん。(ごはんも記録することに)
おでん、小松菜のじゃこ浸し、野菜のポタージュ(+大豆)、玄米ごはん。
帰宅が遅かったので、あたためて盛りつけるだけでいいものにしたのだが、バランス悪かったなあ。

なお、今日は低調ぶりが続き、自分が起き上がれない状態だったけれど、なんとか朝昼のごはんを作り、晩ごはんの準備も済ませて午後は弓。審査前なので先生の指導を受け、終わってからDiGRAの読書会へ向かう(弓→読書会のルートはこの半年ほど固定している)。読書会が終わって急いで帰宅すると11時近く。それから晩ごはん。
要するに家族を趣味の犠牲にしているんだ、私は。


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2006年11月13日(月)  低調な日
携帯がボーダフォンからいつの間にかソフトバンクになっていた。
その頃から、それまではまったくなかった迷惑メールが携帯に来たり、家の電話にソフトバンクBBからの不快きわまりない勧誘電話が来たりするようになった。
うーん?

ま、それはおいといて。

職場のビルの100円自販機に200円を吸い取られた(ボタンを押しても商品が出ない。500円玉を入れたら、商品は出ずに400円のお釣りが出てきた)。

職場でなぜか理不尽な要求(担当でない教科の回答を任されてしまう)をされた。普段なら軽くこなす=調べてそつのない回答をして軽く見せるところだし、今回もそうしたのだが、なぜか精神的にダメージを受けてしまった。
なんで私にそんなことを振ってくるんだ、とか、
なんで調べる時間があったせいで今日やるはずの仕事ができなくなったことを配慮してくれないんだ、とか。

そのほかにもいろんなことが自分を攻撃しているように見えてしまい、いらいらした気分がつのる。
どうして私に重荷をかけてくるんだ、と、キレたくなったり、道を歩いている人でさえ、自分を妨害しているように思えてしまったり。

ついてない日、やったことがことごとく裏目に出る、あるいはいろんなことがネガティヴに見えてしまう時期。
そんな時期が時折やって来る。
今日あたりがその時期なのかも知れない。

ならばいつか抜けるさ、と、なんとか気持を持ち直す。
持ち直す気力がある間は、まだ大丈夫。というか、落ちている暇はないのだし。
ツキはともかく、気分はいずれおさまる……はず。だからそれまでとにかく、人にぶつけずにやりすごせればいいのだ。

今日の晩ごはん。
もやしと豚肉の重ね蒸し、野菜ポタージュ、アボカドとマグロのサラダ チコリー添え、玄米きのこ炊き込みごはん。

気力がないから、メニューも使い回し。
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2006年11月12日(日)  朝練
いや、朝じゃないか。

夕方から実家に行くことになっていたので、午前中に道場に行く。午前中ということもあるが、今日の人数は一段と少ない。地区の例会が新宿で行われているので、そちらに行ってしまっているのか。私も実家に行くのでなければ行ったんだけど。

今日はなんだかやたらと的中がよく、最後の10射だけ見れば9中だった。トータルではたぶん30射18中ぐらいか。といっても6割なのだが。
ただ自分ではあまり気に入らない。左手の弓の持ち方(弓手の手の内)がなかなか思うようにいかず、そのうちに疲れてきて力任せになってしまったこともあったし。
なかなかうまくいかないもんだなー。

帰宅後昼食を食べたら、連れがめまいがするというので、実家行きは中止。親に話すと「それは血圧よ、測りなさい」と断言される。測ってみると、高血圧のはずの連れが116/63という冗談のように低い数値。在宅仕事の合間に検索したが、たぶん「食事性低血圧」ではないかと。消化器に血液が集まって血圧が下がるそうな。予防には食事の量を減らし、カフェインを摂ること。
うーん、つまり食事は少ない量で栄養が摂れるようなもの、かつ減塩でということか。課題が多い。

というわけで、今日の晩ごはん。
野菜ポタージュ*、玄米キノコ炊き込みご飯小松菜としめじの辛子和え、チキンソテー。

*
野菜たっぷりの汁物がよかろうと思うのだが、昨日けんちん汁にしたら食べるのが面倒そうなリアクションだったので、原形をとどめぬようにしてしまえ、と思った。
かぼちゃとタマネギと人参とジャガイモを鍋一杯に炒めて水を少し加えて蒸し煮っぽくする。やわらかくなったらマルチクイックでなめらかにつぶす。牛乳でのばして少しだけ味をつければ完成。
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2006年11月09日(木)  へこむ。
自業自得なんだけど、こうも重なるとなあ。

今日の晩ごはん。
簡単ミートローフ*(ジャガイモとブロッコリ添え)、小松菜とハムの炒めもの、サラダ(レタス、トマト、キュウリ、カイワレ、タマネギ、ツナ)、わかめとネギのとろとろスープ**。


*人参とタマネギをみじん切りにする。ポテトチップを細かく砕いて混ぜ、胡椒と合挽肉を加えて練る。
耐熱皿に入れて砕いたポテトチップと粉チーズをかけ、中央に溝を掘り(火を通りやすくする)、薄切りのジャガイモを乗せる。
オーブントースターで15分。途中でジャガイモに溶けるチーズを乗せ、ゆでたブロッコリも乗せておく。
ジャガイモはレンジでチンしてブロッコリと同じタイミングで乗せた方がよかったかも。

**ワカメを水で戻して可能な限り細かく刻み、ネギもこまかく刻んで沸かした中華スープ(お湯+中華だし+酒)に投入。
仕上げにごま油とすりごまを加える。
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2006年11月08日(水)  苦手なカキにチャレンジ!
私は、あまりカキを食べないし、料理しない。
なんだか苦手なのだ。
(ちなみにここでの「カキ」は「牡蛎」のことだが、「柿」もあまり好きではない。好き嫌い多いな私)

母が「あたる」体質だったせいもあって、いただきものでないと食べる機会がなかったせいか、そもそもあまり食べ慣れていない。
逆にいただいてしまうと、早くに消費しようとカキづくしになり、それはそれでつらい。
以前殻つきのカキがお歳暮で大量に来た時には、親子3人で必死になって殻を取り、焼いて食べたのだが、さながら流れ作業だった。
あと、噛み切った時に見てしまった断面がちょっとトラウマ。
(大体同じ理由で、カニも苦手。やっぱり好き嫌いが多い)

そんなわけで、カキ料理をメニューに加えることがほとんどないのだが、連れは逆にカキが好き。出身地の長崎はカキの産地で、海沿いにカキ小屋なるものまで林立するお国柄。たまにはカキを食卓にのぼらせねば悪いとは思うのだが、できあいのカキフライを連れ用に買うのがせいぜいで、そんなんだから頻度も高くない。

なにか方法はないものかと思っていたところ、偶然「カキのオリーブオイル漬け」というものをネット上で発見した。「カキをから煎りし、オリーブオイル&ハーブにつけ込む」というシンプルなつくり方ながら、ワインによく合うおつまみになるらしい。
ワインを飲むわけではないけれど、おかずにだってなるだろう。
血圧が高い上に、最近調子の悪い連れに、タウリンたっぷりのカキを食べさせるのだ。

というわけで挑戦。
加熱用のカキと大根を購入。塩水で洗って、大根おろしでさらに洗い、汚れを落とす。そのままだと大根おろしがついているので、もう一度塩水ですすぐ。
う……生の貝のぐんにゃりした感触と、薄く透けて見える内臓っぽい緑やオレンジのなにものかがちょっとつらいかも。

すすいで水気をふいたカキをフライパンに入れ、から煎りする。から煎りという割に水分が出てきて、一時は煮ているような状態にもなるが、そのまま熱を加え、水分を飛ばす。
ぐんにゃりした身がぷっくりしてきて、やっと食べられそうな気がしてきた。
(今思ったのだが、私はきっと生ガキは食べられないな……なぜ生ものを嫌う欧米人が、生ガキだけは食べられるのか、ものすごく謎)

ここで醤油やオイスターソースをからめるレシピもあるのだが、連れの血圧を考慮してバルサミコ酢を入れ、ニンニクとローズマリーと赤唐辛子とローレルの入った容器に移し、オリーブオイルを注ぐ。
3日後ぐらいが食べごろだそうだが、4時間後に試食してみた。
こ、これなら食べられるかも知れない!
オリーブオイルの風味ゆえか、焼いたフランスパンに合いそうだ。

今日の晩ごはん。
鶏肉とチンゲンサイのクリーム煮、ワカメのカラシマヨあえ、豆腐とトマトとキュウリのサラダ、小松菜とベーコン、カキのオイル漬け(試食)。
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  • 稲穂(2006/11/11 19:34)
    おひさしぶりです。私も牡蠣と柿が苦手…。以前勤めていた会社の納会で産直生牡蠣の七輪炙りを食べる機会がありましたが、塩味しか感じなかったというバチアタリ。最近すっかりニセ主婦なので沢月さんを見習って晩御飯記録を付けようかと検討中です。
  • 沢月(2006/11/12 02:19)
    ご無沙汰しております。時々拝見していますが、ニセどころかひときわ工夫が必要そうで、奮闘してらっしゃる様子が伺えます。晩ごはんの記録は、メニューを考えるのが面倒な時に参考にできますよ♪ いやまあ、ウェブに上げる必然性は特にないんですが。
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2006年11月07日(火)  しめサバがわからない!
昨日の日記にも書いたのだが、私はしめサバを食べたことがない。
ひょっとしたら食卓に上っていたのかも知れないが、少なくとも記憶にない。
なので、どうやって食べればよいのかわからない。単品で食べられるようだが、付け合わせをどうするかとか、大量に作って飽きたらどうアレンジできるかとか。

わからないことは、とりあえず検索してみる。
が、「しめさば」で検索して出てくるのは、しめサバのつくり方ばかり。
つくったものをどうやって食べているのかは、どうやら誰もが知っていることのようだ。
常識だったんか……。
DSの「今さら人には聞けない 大人の常識力トレーニング DS」にも出てるのかなあ。

きのうのしめサンマにしても、しめサバの食べ方を知っていればそれに準ずるレシピを思いついたかも知れないのだが、知らなかったのでずいぶん困った。

というわけで、誰かしめサバの食べ方を教えてくれないかなー、と思っている。


ちなみに「しめサバ」という名称を知ったのは、かなり前の火浦功の小説で、マッドサイエンティストの女の子がメタボライズを止めることで食品を保存する冷蔵庫?を見せて「これなんか、1年前のしめサバよ、食べてみる?」と言っているシーンだった。言われた方が確か奇妙な笑いを浮かべて後ずさりしていたせいか、「しめサバはあまり保存がきかないものらしい」というイメージが刻み込まれて現在に到る。
まあ、サバだしな。
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2006年11月06日(月)  作ってはみたものの
昨日、サンマが安かったので買ってきて、1匹はサンマ飯にしたのだが、残りをどうしたものか迷った。
検索してしめサンマというものを作ってみた。
しめサバのサンマバージョンで、三枚におろしたサンマに塩を振り、酢で洗ったもの。
「オリーブ・オイルに漬けておくとより長くおいしく保存ができる」と書いてあったので、とりあえずオリーブオイルに漬けておいた。
さて、翌日すなわち今日。
このオリーブオイル漬けをどうしていいのかよくわからない。
しめサバみたいな感じなのかも知れないが、しめサバをオリーブオイルに漬けて保存するというのは聞いたことがないし、そもそも私はしめサバを食べた覚えがない。
うーん。
(こういう、作ってから食べ方に困ることは、わりとよくある)
で。
とりあえず薄く切って、水にさらしたタマネギの薄切りとカイワレの上に乗せ、マヨネーズを格子状にかけてみた。
カルパッチョなのかマリネなのかサラダなのか、おおむねそのへんの境界的なイメージで。
味は悪くなかった。野菜やドレッシングを変えれば、それなりにバリエーションが広がりそうである。
なるほど、こう使うのか。

今日の晩ごはん。
しめサンマのマリネサラダ(仮称)、焼き厚揚げ、納豆ととろろのすり流し汁、アスパラや人参の豚肉巻き焼きチーズがけ*、空心菜のオイスターソース炒め。

*アスパラ、人参、インゲンなどを豚肉で巻いたものをたくさん冷凍していた。弁当用に作り置きしていたものだが、作り置きした直後から連れが忙しくなって帰宅できなくなり、弁当どころではなくなってしまったため、冷凍庫で一夏を過ごしたもの。これを片付けるために、解凍してフライパンで焼き、グラタン皿に乗せてとけるチーズをかけて焼いてみた。
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2006年11月05日(日)  精彩を欠くってやつ
弓道の月例会。
審査の月だというのに、なんだかぱっとしない。3中で入賞争いにも破れ、ちょっとみじめな感じ。
ただ、妻手肘から弓手への力の流れを思い出せたのはよかったかも。やはり問題はバランスなんだろうな。

今度の審査で同じ段を受ける人たちの結果も大体同じような感じだったので、ちょこっと連帯感みたいなものが生まれてはいたけれど、ここで連帯してちゃだめなんだ。
自分もがんばらないとね。

今日の晩ごはん。
サンマ飯、サンマの腹骨やすき身の薩摩揚げ&骨せんべい、厚揚げと納豆のはさみ焼き(厚揚げに納豆は挟みにくいということがよくわかった)、小松菜と青梗菜とハムと卵の炒めもの、レタスとキュウリと海藻のサラダ、人参と青梗菜の茎とカボチャの細切りみそ汁。
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2006年11月03日(金)  お祭りだった
daikon.jpg 1600×1200 628K明治神宮に行ったら、「アグリ・フェスタ・トウキョウ」というイベントをやっていた。東京の農業祭で、もちつきとか模擬店とか野菜の品評会とかをやっている。TOKYO-X(豚肉)の試食をしたり、つきたての餅を先輩にわけてもらったり、野菜を買ったりした。
写真はJA東京みなみの野菜販売所の入口で愛想をふりまいていたマンドラ坊や(違)。はりつけられていた黄色い吹き出しには「いらっしゃい」と書いてある。
なかなか盛況で、楽しい。





ん……?
ええと。
私はなんで明治神宮に来てるんだ?
この手に持った、青龍柄の布でぐるぐる巻いてある、やたらと長いものは?

そうそう、明治神宮で奉納射会があったんだっけな。
8時開場、9時開会式で段位の低い順に一手=2本引いて終わりだから、10時過ぎには終わっちゃったんだよなー。
2本ともあたれば順位決定戦に出られるのだが、はずしたのでそこでおしまい。
なので、やることがなくなって隣でやっているお祭りに出向いてみた、というわけ。

射会はふつう、待ち時間がやたらと長いのだが、11月3日の明治神宮奉納射会の場合は射会でもその外でもいろいろなイベントをやっていて、待っている間も終わってからも楽しめるのだという。
そういうのも楽しいかも。今年は流鏑馬を見ずに帰ってしまったのだが、来年は見てみたいものだ。
……って、あてろよ自分。

(とはいえ、この間の試合とは違ってあまりあがらず、落ち着いて引けた。はずれた場所もほとんど的に触れんばかりの位置だった(ように見えた)し。巻藁練習をもう少しやって感触を確かめておけばよかったのかなと思う)

今日の晩ごはん。
うなぎ丼、空心菜の炒め、蒸し人参、ラディッシュのマヨネーズサラダ、レタスとキュウリと豆腐のサラダ、水餃子と白菜入りスープ。
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