足が筋肉痛でからくり人形みたいな歩き方しかできない状態で出勤。 今はセンター試験の国語の解説を作っているところなのだが、小説でどうも納得のいかない選択肢があって行き詰まっていた。 選択肢も正解も決まっているから、もうその正解の根拠を書くしかないのだが、その根拠が少ない上に「そうとも読めないこともない」というぐらいだし、他の選択肢を消去すると正解の選択肢まで消えてしまう。自分で解いた時にもさんざん迷ったところだったが、同僚たちも迷って仕方なく答えていた。 でも「仕方ないからこれ」というのは解説にならない。 (選択肢と文章とひたすらにらめっこ。本人はいたって真剣に考え込んでいたつもりだが、傍からは仕事していないように見えたかも知れない)
なんとか突破口を見いだしたら、あとはえらく楽に解説が書けた。 とはいえ、言葉の定義を書くのに使う辞書を選ぶという、いささかあざとい真似をしなければならないのと、設問の一部を意図的に無視しなければならなかったのには、やはり納得がいかない。
(ただまあ、設問に納得がいかないというだけで、小説の選び方は秀逸だと思った。言葉の選び方が巧みで、さりげない表現でいつの間にかゆったりとほのぼのとした気分を呼び起こしてくれる。自分で問題を解いた時は気づかなかったが、解説を書こうと読み込んでいくと、淡々としたように見えてよく練り込まれた言葉の連なりであることがわかる)
まあ、問題を解いた人でなければわからない話なのでコメントアウトしておく。2007年センター試験国語 第2問の問2について。
今日の晩ごはん。 鶏肉のスープ煮 水菜添え、カブの葉とエリンギとベーコンの炒めもの、人参とカブのスープ、玄米。 | |