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沢月亭日記

2006年08月26日(土)  弓道>疲れてるのかな
弓道のほうは、泊まり込み仕事から帰ってきた後も、なんだか不調。
あたり以前に、射型に納得が行かない感じ。
普通に引けた弓が強く感じられる時は、たいがい形が悪くなっているものなのだが、その修正がなかなかできない。しかもその原因をつい「暑くて汗が目に入ったから」「前の人のペースが速かったから」「弦がのびてきたから」「蚊がうろうろしてたから」「借りた弓だったから」「相性のあまりよくない先生が見ていたから」とか、そんな些末なところに求めてしまいがちな自分に自己嫌悪。

どんな状況でも崩れない射ができるようになりたいのにな。
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  • たか(2006/08/27 18:59)
    精神的な強さみたいなもんですかね?難しいです…
  • 沢月(Strix)(2006/08/28 02:40)
    そうですね。調子がいい時だって汗はかくし弦ものびるし蚊もいるんで、主たる要因じゃないんですよね。気持が逃げてもギラギラしすぎても駄目になる……ほんと、難しいっす。
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2006年08月25日(金)  12000年を4時間で駆け抜ける
泊まり込みの仕事に行って英語を教えて、帰ってきたら人手が足りないとかで個別指導の日本史の授業がたくさん入っていて。
日本史なんて、高校でやったきりだからもうかれこれ……何年だか数えるのも面倒なぐらい昔の話。
でも仕事は仕事だし。
今日なんて、1時間の授業×4コマで原始〜江戸時代(開国まで)を説明しなければならなかった。個別指導だから相手は変わるけれど、こっちの気分は結構混乱状態だった。

歴史の難しいところは、何を切り捨てて話すかということ。
一つ一つの「歴史的なできごと」を説明するときりがないし、そもそも「歴史的なできごと」をどのように選ぶのかも問題になる。さらに「歴史的なできごと」どうしの関係をつなぐのだって問題だ。
ひとつのできごとが起こる原因をすべて挙げることはできないし、時間もない。
歴史はただでさえ物語だ。その上、さらにその物語を要約し、印象に残るように伝えるためには、できごとの一部を取り出し誇張し、要するに戯画化せざるを得ない。

たとえば為政者の権力争いに焦点を当てて話すと、当時の人たちがみんな権力欲に取り憑かれていたかのように、隙あらば有力者に取って代わろうと手ぐすね引いて待ち構えていたかのようになってしまう。戦争の経緯を話すと、戦国大名だの軍人だのがひたすらに戦いによって勢力を拡大していきたがる人種のようになってしまう。たぶんそんな描き方は、なにかを誇張している。

自分が高校生の頃は、それを受け入れていたし、複雑な話は自分で単純化して4コママンガにするなどして理解していたものだ。受験にはそれで十分間に合ったし、今教えるのもそのレベルで大丈夫なのだろう。
けれど、そうやって切り取り、誇張してわかりやすくした物語を教えるとなると、なんだかごまかしているような気がしてためらいを感じてしまう。自分がそんなふうにためらっていては、うまく教えられないとはわかっているのだけれど、切り落とせる場所がまだよくわかっていない。
わかるようになった方がいいのかな。なったらなったで仕事が増えそうだけれど、ならなくても結果はあまり変わらない気もするし。うーん。歴史がどう教えられているのか、ちょっと調べてみたいかも。
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2006年08月15日(火)  気が抜けたか?
審査後初の練習に。指導していただいた先生方への挨拶もかねて。いつの間にか、11月の審査を受けることが当然のようになっている気がするが、ま、いいか。
練習の方は、最近では珍しい調子の悪さ。なんだか、審査の申込用紙を出した途端に入ったスイッチが切れたとでもいうかのよう。形は悪くないようなので、最後の離れの気合いがちょっと足りないとか、そういう感じらしい。
自分ではそんなつもりはないのだが、気が抜けたのだろうか。いかんいかん。

明日からは泊まりがけの仕事。日曜までたぶんアクセスできない。

今日の晩ごはん。
豚角煮 小松菜添え、冷奴、焼きなす、トマトとモロヘイヤの冷たいスープ。
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2006年08月13日(日)  経験値プラス(たぶん)
弓道の審査の日。この間JSPORTSで当たったツールドフランスのキャップをかぶって出かける。

結果は、まあ予定通りだろう。いざ射場に出たら緊張していつもの射ができなくて、いつも言われている癖が出てしまって失敗。
あたらないんじゃ、話にならない。
とはいえ、まったく悔しくないのだな。負け惜しみじゃなくて。
(さんざん指導して下さった先生方には申し訳ないのだが)
むしろあたってしまわなかったことで、本来の力で評価されたような気がしてほっとしている。
場数を踏まないと得られないものがたくさんあるということもわかったし、審査を受けたからこそ気づいたことも進展したこともある。
だからこれは通るべくして通る道なのだ。
何度でも落ち、そのたびに何かを得て、誰もが納得する通り方をしよう。

弓を道場に置いて、受かった人たちの祝勝会に顔を出し、先輩方に「失敗もまた経験」「まずは試合で普段の射ができるように」「11月も受けるよね?」「時間をかければ受かる」「自分はX回目(X=3、4、5、6)で受かった」「今度の合宿で特訓しよう」「審査を受けると決めてから射が変わっていったのがわかった」などなど、励まされて帰宅。
というわけで、次は11月、神宮で。

次回への記録として、学科試験の問題を書いておこう。東京都第三地区、2006年第2回。
査定・初段
「射法八節を列記し、足踏みについて述べよ」「弓道を始めた動機について述べよ」
弐段
「執弓について述べよ」あともう1問はうちの連盟の受審者がいなかったので忘れた
参段(2組)
 前半:「基本動作の留意点について述べよ」「揖とは何かについて述べよ」
 後半:「基本動作の留意点について述べよ」「残身(心)について述べよ」
四段(2組)は、覚えようとはしたけれど忘れてしまった。前半の組で「基本体」、後半で「巻藁練習の効用」について聞かれていたそうだが、もう一問が(参段じゃ聞かれないだろう、と思ったからか)思い出せない。覚えている方でこれを偶々ごらんになる方がいらっしゃったら、教えていただけるとありがたい。
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2006年08月11日(金)  審査は週末
久しぶりに自転車に乗って道場へ行く。咳はまだ出るけれど、風邪はだいぶよくなった。
でもって今日も練習、明日も練習。先生方が結構見てくださるのがありがたい。
審査用に、弦を3ヶ月前まで使っていた太いものに変えたら、いきなり引きにくくなった。
なので、元に戻して練習再開。
受かりたいのも受かるわけないというのも、どっちも本心だけど、
まあ、初めての参段、できるところまでやってみるさ、という気分。
たぶんやることはやってきた、と思うし。

今日の晩ごはん(予定)
鶏肉チーズシソ餃子ナスの冷製、ジジェクじゃなくてジュオクでもなくましてやジャジュオギでもなくてジャジュク(よくごっちゃになるのだ)、小松菜のお浸し、ジャガイモとブロッコリのミートソースがけ。
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2006年08月06日(日)  ひそかにギラついてるんじゃない
弓道の月例会。
前半、外しまくる。ここ2週間ほどの調子がどこかに行ってしまったらしい。
いや、「らしい」なんて他人事にしていいわけはない。うまくいかない理由は必ずあるはず。
なので、空き時間に巻藁の前で、考えられる原因を可能な限り洗い出し、射形をもとに戻そうとする。
その甲斐あってか、「あとちょっとで入賞を逃した」レベルにまで持ち直した。
……いつもと同じじゃないか、情けない。

それにしても、普段から審査に臨んでいるような緊張感をもって引くようにしているのに、試合となると無駄な力が入ってしまうのは、ちょっと問題かも知れない。
先輩方から「参段受けるの? がんばってね」と言われるたびに「いやー、今回はまだ力不足なんで、経験だけ積んできます〜☆」とか返してしまうのだが、その割に結構ギラギラしてるな私(汗)。
そうか、このギラギラが敗因か!
うー、平常心平常心。

というか、風邪の上に気分がちょっと滅入りがちで、仕事とか料理とか洗濯とか、やらなきゃならないことをやるのでいっぱいいっぱい(ほかになにもする気になれない)な昨今、弓引いてるととりあえずいろいろ忘れていられるのをいいことに、つい弓に逃げてしまっているのかも知れない。
もうちょっと余裕もたないとなー。

今日の晩ごはん。
チキンピカタ*、カボチャのマスタードマヨネーズサラダ、枝豆のヴィシソワーズ、空心菜と桜エビの炒め物、もやしの梅肉のりあえ。

*チキンピカタは連れの好物らしい。なので作り方を書いておけば、いつか連れが作ってくれるようになるんじゃないかという期待をこめて。ちなみに高血圧の連れのための減塩レシピだ。

2人分
・鶏むね肉 1枚(皮除く)
・卵 1個
・塩 親指と人差し指でかるくひとつまみ(1gぐらい)
・こしょう 適量
・粉チーズ 小さじ1
・小麦粉 適量
・サラダ油 適量

むね肉を薄くそぎ切りにして塩とこしょうを振る。
卵を溶いて粉チーズを入れる。
肉に小麦粉をまぶし、卵液にくぐらせ、サラダ油を熱したフライパンで焼く。

胸肉(皮なし)200g、塩1g、粉チーズ(パルメザンチーズ)5g、卵(殻つき、生)70gとした場合、塩分は2.38g。1人前で1.19g。たぶん。「五訂増補食品成分表2006」で計算してみた。正確な計算方法は知らないけど。栄養士の勉強したらいいのかな。
……塩、なくてもよかったな。あと、粉チーズのかわりにカレー粉でもいいかも。
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  • たか(2006/08/10 00:26)
    ギラギラしてんのもなかなか良いんじゃないですかね〜
  • 沢月(Strix)(2006/08/11 02:06)
    んー、まあ、ギラギラした挙句に普段の射ができないとかっこわるいな、と(笑)
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2006年08月05日(土)  汗かきなもので
暑い。夏だから当然なのだが、それにしても暑い。
暑さに負けて、弓道場までも自転車ではなくバスで行ってしまう根性なしを許して。

道場でも汗を流しつつ弓を引く。とはいえ、普通なら冷房など入っていないところで練習しなければならないわけで、その点室内の弓道場は楽なはず。
まあ、暑かろうが寒かろうが、審査前だから少しでも練習しておかないと。
的中は最近の調子を維持。来週の審査までもって欲しいが、その前にまず明日の月例会かな。
ちなみに風邪はまだ治っていない。

今日の晩ごはん。
枝豆のヴィシソワーズ、鶏手羽元の柔らかロースト、小松菜と大豆のあえ物、カリカリじゃこともやしの炒めもの。
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2006年08月04日(金)  暑くて寒くてやっぱり咳
むちゃくちゃ暑いんだけど、職場に一歩足を踏み入れると、外の暑さに対抗しようとするかのようにガンガンに効いた冷房が寒い。なのでカーディガンを持っていくのだが、昼食を買おうとして、うっかり着たまま外出してさらに暑い目に遭う。
相変わらず咳は止まらないし声は変だし、まいったなー。

仕事は古文とか小説とかの授業。受験における古文とは、単語と文法を押さえればある程度誰でも得点できると言われているのだけれど、その単語が日本史を選択しなかった子にとってはかなり高いハードルになっているのかも知れない、とか、そんなことに気づいた。帝と院と法皇の違いとか、国司とはなにかとか、任地に赴くってどういうことなのかとか、単語以前に一言一言背景に説明が要る。これだけいろいろ説明されないとわからない文章じゃ、読んでいてもさぞつまらなかろう。さんざん噛み砕いて解説してはじめて笑える笑い話ってのはちょっと悲しすぎる。

今日の晩ごはん。
アボカドグラタン、冷奴、ニラと肉団子のスープ、大根と貝割れとわかめのサラダ、モロヘイヤとカボチャの焼き浸し。
梅雨末期の野菜の高騰のせいで、かなりあり合わせメニューになっている。
明日食材を買い込んで、もう少し冷たいメニューとか熱を冷ますメニューとかを並べられるようにしたいところだ。
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2006年08月02日(水)  嬉しさも中ぐらいなり初皆中
えーと、先週から風邪ひいて。
土曜日に研究会で発表し、月曜からは仕事。どうしても休めない仕事だけやって早退し、空いた時間は寝て過ごす。現在は声が出ないのと咳と微熱と倦怠感が継続中。
問題は、仕事がことごとく声を出すことを必要とする、ということだろうか。

でも、弓の練習。
1週間も練習していないのはあまりにも不安。なにしろ審査前なのだ。
いくぶんふらふらになりながら、ブランクを埋めるべく引く。先週はできていた手の内が今ひとつうまく決まらない。審査までになんとか形にしておかなければならないので、結構焦る。
内心とは裏腹に、的中はわりとよく、弓歴2年9ヶ月にして初めて四つ矢皆中(4本の矢を持って的に向かい、1本ずつ射て全部的にあたること)したのだが、手の内がうまく決まっていなかったので、あまり感慨はない。
なんとか手の内を決めないと。というか、その前に風邪治さないと。

今日の晩ごはん。
野菜たっぷりキーマカレー(キーマカレー+人参のすりおろし大量)、レタスとブロッコリーのポタージュ、豚肉とキャベツともやしの重ね蒸し、焼き厚揚げ。
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