沢月亭日記
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2005年10月1日(土) 気がついたこと。
ああ、また日記の間隔があいてしまった。
何をやっていたかというと、非常勤先の紀要に投稿する論文を書いていたのですな。
論文の体裁をしたものを書くのは何年ぶりだろう。
たかだか50枚以内の紀要論文なのに、気力の消耗が激しく、他のことをやっていられなくなった。
まず、ここの日記。
国会図書館で資料集めをしていた時はまだ日記を書く余裕があったのだが、期限が迫るにつれて余裕がどんどん失われていく。書く気力どころか、晩ごはんを記録しておくこともできなくて。
だもので、しばらく「今日の晩ごはん」はお休み。
そのうち復帰予定。
あと、家事一般をする気力もかなり減っている。特に洗濯とかアイロンがけとか、苦手ながらまがりなりにもやってきた領域が滞ってきている。
メニューを考える気力もなくて、わりと単純な品揃えに。
自分でもわかりやすいのだが、なんだか連れに悪い。
2005年10月3日(月) ためしてみた
今日のお客さん(国語)は、模試の問題を持参。
現代文の文章がよくわからない、解説を読んでもやっぱりわからない、とのこと。
ちょっと考えていた方法を試してみる。
設問の一つについて、解説を読んでもらう。
「長いけどいいんですか?」「うん、ごめんね。でも読んでくれる?」
解説が筆者の言わんとしたことをひとくさり要約したところで止める。
「今解説ではこう言ってたけど、本文のどのあたりのことを言ってたのかな?」
該当箇所を指摘してもらい、続けてもらう。
何度かそれを繰り返すと、解説は選択肢の正誤の根拠を説明する部分になった。
その手前で止めて、選択肢を見るように言う。
一つずつ選択肢を読んでみせていると、突然「あ、なんか今わかった!」と。
実験成功。
一切解説せずにわかってもらった。

別に手を抜いているんじゃなくて、自力でわかるようになってもらうためにどうしたらいいか、考えていたのだ。
解説を読む時は元の文章を参照しながら読む。
黙読で目が泳ぐなら音読する。
それだけで、こちらが答えを教えなくても、自分で答えを探せるようになるか。
たぶん相手を選ぶとは思うけれど、できないわけじゃなさそうだ。

今日の晩ごはん。
切り昆布とカイワレとキュウリのサラダ、豆腐とわかめのみそ汁、豚肉とチンゲンサイの梅あえ、粉ふきいもと鶏唐揚げのサラダ、ピーマンのお浸し。
2005年10月4日(火) 強力辞書ザウルス
ずっとやろうやろうと思っていたことを、時間の余裕のできた時にやってみる。
私はいつもLinuxザウルス(SL-C860)を持ち歩いている。書き物もデータ入力もスケジュール管理もできるうえに、電子辞書としても使える、便利なやつだ。
ただし、電子辞書にするには辞書データが必要である。
データ自体はある。だがこの1年、なぜか大半の辞書が読めないという状態だった。
かろうじて使えるのはランダムハウスと広辞苑ぐらい。入っているはずのリーダース+プラスも大辞林も英辞郎も読めない。
たぶんファイルサイズを節約するための圧縮がうまくいっていなかったんだろう。
ということで、圧縮をやりなおすことに。
ちなみに今までやらなかったのは、Windowsでないと面倒だったから。

技術的に、目新しいものはない。
EPWINGと電子ブック形式の辞書データは、Buckingham EB Player(今はサイトも閉鎖しているけれど、昔CE版を使っていた時に落としたもの)で圧縮。
英辞郎はいつの間にかサイトからダウンロードできるようになっていたので、せっかくだから最新版を落としてきてパスワードを購入し、EBStudioでEPWING形式に変換してから圧縮。パスワードは1980円なので、書店でCD-ROMを購入するより安い。

ちなみに英辞郎をEPWING化してEPWING対応ビューア(ザウルスで私が使っているのはZTEN)で読めるようにできるということは、
英辞郎と同じようなPDICテキスト形式をEPWINGにできることになる。
要するに、自分で形式を整えたテキストファイルを、ZTENで引けるようになる。

さて、今困っているのは、古語辞典の辞書データがないことだ。
買っていないのではなく、売っていない。
ということは、自前で作るしか……?

今日の晩ごはん。
チキンマカロニグラタン(カボチャ入り)、切り昆布のサラダ、キャベツのスープ、ポテトサラダ。
2005年10月5日(水) 過去と現在と未来をつなげる怖さ
相変わらず、AOや推薦の志望理由書や自己推薦書といった出願書類の添削依頼が多い。
小論文の添削と違って提出したものが選考対象になるのだから、依頼する側も添削する側もあまり余裕がない感じだ。

添削は、送られてきた文章だけ見てできるものではない。
出願先の大学の学部がどのような学生を欲しているか、どのようなカリキュラムを組んでいるのか、何をすることが可能なのか……そういったことを調べた上でないと、適切な文章かどうか判断しようがない。
職場でネットにつなげる数少ないPCをちょっとだけ拝借し、アドミッションポリシーやら建学の精神やら特色やらシラバスやらを見て、「出願者の過去の実績と現在の意志と未来への計画性と展望」みたいなものが、ちゃんと一貫性を持っているかを見る。
やってきたことと、やろうとしていることと、将来やりたいことと。
これは、出願書類を書く上では、当然つながっていた方が望ましい。何をやりたいのかわからない人は、大学でもきっと採りたくないだろう。だから、つながるようにアドバイスしていく。

でも、時々怖くなる。
その子は、ほんとうにそれがやりたかったんだろうか。
今私は、無理矢理レールを造り、その子が自らその道をたどりたかったのだと信じ込ませて、背中を押しているのではないだろうか。
その子の文章から断片的にわかるエピソードをつないで、わかりやすい物語に仕立て上げ、その物語を生きるように暗に強制してしまっているのではないか。

むろん、たった一度の文章の添削で人生を変える子はそういないと思うけれど、私にとって「他人の文章を添削する」というのは、それぐらい重く怖いことなんだ。

今日の晩ごはん。
豚肉の梅みそ上新粉蒸し*、切り昆布のサラダ、ちくわのキュウリ詰めとチーズ詰め、中華風?コーンスープ**、かぼちゃのマスタードサラダ。

*【レシピ】豚肉の梅みそ上新粉蒸し
 豚肉の上新粉蒸しの梅みそ版。2人分。
 豚薄切り肉 150グラム
 キャベツ 好きなだけ(今回は200グラムあったけれど、蒸したらかさが減って物足りなかった)
 上新粉 適量
 サラダ油 小さじ1
 a 叩いた梅肉とみそ:大さじ1
   みりん:大さじ1
   おろししょうが:小さじ1
   醤油、酒:少々(好みで)

 豚薄切り肉を一口大に切って、aと混ぜる
 サラダ油を混ぜ、上新粉を加える
  (上新粉が全体に行き渡るぐらいの量)
 ざく切りにしたキャベツの上に豚肉を乗せて、15分蒸す
  (たぶん、巻き簾の上にキャベツを乗せた方がいいかも。電子レンジでもたぶん大丈夫)
 豚肉に火が通っていればできあがり。

**つくりかた。
 コーン缶(クリーム):牛乳:水=1:1:1
 ガラスープの素:適量
 片栗粉:大さじ1ぐらい?
 卵:1個

 牛乳の賞味期限が昨日だったので、牛乳を消費するために作ってみた。
 牛乳が足りなかったので、水も加えた。
 主菜が一応中華(をアレンジしたもの)だったので、コンソメではなくチキンスープを入れた
 中華風コーンスープのならいで、片栗粉でとろみをつけて溶き卵を入れた

 結果:何風かわからなくなった。
    中華風なら牛乳はいらなかったのだけれど、牛乳を消費するという当初の目的があったのでつい。
    味は悪くはない。
    まずくなる組み合わせではないと思うけど、卵は蛇足だったかも。
 
2005年10月6日(木) とか言ってたら
一方で「なんか適当に某学部行って資格取って大きいとこ勤められたらいいな〜だからなんかそれっぽい志望動機考えて」てな相談も来るわけで。
昨日の日記の文脈からすれば、そういう方がむしろ安心できるのか? いやしかし……。
まあ、いろんな子がいるね。
(と強引にまとめてみる)
2005年10月8日(土) 泊まり込む
春夏秋冬、泊まり込み仕事がやってくる。
やることは一つ、寝ないで受験生に英語を教えること。
寝不足は受験生にはよくないと思うのだけれど、仕事なのでそうも言えない。

今回は連休を利用した2泊3日の日程。短いので体力的な負担はさほどではないのだけれど、とにかく慌ただしい。その場にならないと動きようのない問題が多いので、その場になった時が大変なのだ。
たとえば、最初にテストをしてその結果によってクラスを編成する。クラスごとのレベルや指導方針もその時にならないとわからない。採点〜クラス編成〜発表〜授業開始まで、20分程度。不可能ではないけれど、慌ただしい。若さと勢いで突っ切りたいところだけれど、前者はちょっとどうかと(汗)。
2005年10月10日(月) この無敵の笑顔
出張から帰宅後、親戚の家へ。
改築した家と、アメリカから帰国した従兄の子(1歳半)を見せてもらう。
ところで、従兄の子は私にとって一言で言うとなんなのかと思って調べてみた。
「いとこ違い」あるいは「いとこ半」というらしい。
あと、彼女にとって私は「いとこおば」というらしい。
うーん、なんかあんまりピンとこないなあ。

ともかくその子の笑顔が印象的だった。
顔を見てこちらが笑うと満面の笑顔で返してくれる。
カメラを向けると絶妙のタイミングで、これまた笑顔。
まだ人見知りしていないのかも知れないが(彼女は日米ハーフなのだけれど、アメリカの赤ちゃんも人見知りするのだろうか)とにかくよく笑う。

徹夜続きの出張帰りでかなり疲れていたのだが、この笑顔で思わず疲れを忘れた。
2005年10月19日(水) マーリンへの道のり・1
連れが自転車を買って通勤に使うという。前から言っていたことだが、どうやら本当に実行に移すらしく「MTBメンテナンスBOOK」という本まで買ってきた。
買うのは7万5000円のマウンテンバイク(MTB)とのこと。
正直、耳を疑った。
よくわからないけど、町中で乗るのにそんな高価なものを買ってどうするんだろう――自転車なんて1万円もしないママチャリを立ち寄ったディスカウントストアで買った経験しかない私には、そう思える。
とはいえ、私も自転車は欲しい。
弓道場に行くのに週3回ほど電車とバスを乗り継いでいるが、自転車で突っ切ってしまえばもっと楽に行けそうだ。
それに、週末に連れと自転車でちょっと遠出、というのもなんか楽しそうな気がする。
しかし、だったら連れがMTBなのに私がママチャリだと、行ける場所が限られてしまう。
ということは、私もちょい高めの自転車を購入するか……?

まあ、そんなわけで、ちょっと気持ちがぐらついたところで、連れが見せてくれたのが、「MapFan」の「るーとMap」。出発地と目的地を指定すると、経路を表示してくれる。しかもどこで右折や左折をするかもわかるのだ。
これで家からいろいろなところへの経路を検索してみた。職場や弓道場、互いの実家(連れの実家は長崎)。学生時代の下宿先や大学。
経路を自転車で走る様子を想像したら、むちゃくちゃ楽しい!

……ということで、自転車についてちょっと調べてみようかな、という気になった。
2005年10月20日(木) マーリンへの道のり・2
仕事を入れていなかったので、せっかくだから自転車について調べてみる。「自転車通勤」で検索をかけて出てきたサイトやそこからのリンク、ショップなどのサイトを読んでいく。
どうやら今まで私が知っていた自転車は氷山の一角だったらしい、ということがわかった。

MTBに見える自転車でも「悪路走行禁止」と書いてある(だからMTB=マウンテンバイクではない)ものがある(スーパーなどで売っている安いやつ)とか、
逆に何十万円もする自転車が普通にあるとか、
タイヤの形やサイズによって速度や走行に適した場所が変わるとか、
山道のようなオフロードを走るMTB(さらに細かい区分もあるが割愛)、路上でスピードの出るロード、その中間で、ある程度オフロードも舗装道路も走れるクロスバイク、てな分類があるとか、
MTBを町で乗るのにはタイヤをつけかえるとか、
当たり前といえば当たり前かも知れないが、考えてみたこともなかったことだらけだ。

見ながら、自分が買う自転車を考える。連れはTREKの4500というMTBを考えているらしいのだが、私にはどうやらクロスバイクの方がよさそうだ。
たぶん舗装された道しか走らないし。
なので、クロスバイクをいろいろ見ていく。
そんな中で見つけたのは、Gary FisherNirvanaというクロスバイク。
Gary FisherはMTBの父と言われる人で、非常にポップでユニークなバイクをつくってきているらしい。Nirvanaは長く乗るのに適していて、いろいろ改造もきくようだ。ふだん町中で乗っていて突然山に行きたくなっても大丈夫。かも。
が、一番気に入ったのは名前。
Nirvanaだよニルヴァーナ、涅槃。悟りを開いた境地。自転車におよそ似つかわしくない名前じゃないか。
ちょっと高い(7万円)し、アクセサリなんかを足すと10万ぐらいいきそうだけど、まあ出せない額じゃない。
というわけで、Nirvanaを第一候補にする。ただ、Gary Fisherを扱っている店はあまり多くないようなので、もっと広く扱われているメーカの製品で琴線に触れたものを候補にしていく。第二候補はSpecializedCROSSRIDER A1 CE SPORT。価格は同じぐらい。第三候補はちょっと安いLouis GarneauLGS-TR1
うーん、所詮思いつきで自転車を買おうとしているし、パーツのよしあしもわからないのだが、それでもなんか性能を半端に求めてしまうというかなんというか。

ともあれ、自転車のことがずっと気になってしまっている。弓の練習中までも。
なんか、子どもみたいだ。
2005年10月22日(土) マーリンへの道のり・3
連れといよいよ自転車を買いに行く。
まず向かったのは、阿佐ケ谷の「フレンド商会」。結構大きな専門店らしい。連れの目当ての自転車はあったが、どうもあまり気乗りしない様子。買いたかったのが2005年モデルだったのに、店頭では2006年モデルしかなかったようだ。値段や色が気に入らないらしい。
私の方は、考えていた3つの候補のどれも見当たらず、途方に暮れる。
結局買わずに店を出た。
二人とも初心者なので、専門店に意中の自転車が置かれていなかった場合のことを想定していなかった。
これからどうしたらいいのかわからなかったが、連れがHotSpotから無線で接続し、他の店を探そうとしている。ちょうどカフェ・ド・クリエがあったので、入って検索。苦心の末、やっとTREKとGary Fisherを扱っている中央線沿線の店を2つほど捜し当てた。
まずは新宿にある新宿ジョーカー本館へ。店内にはぎっしりと自転車とパーツとアクセサリと。どこに何があるのかよくわからないまま、うろうろと店内を探索する。ものすごく大量のスポーツ車があるのだが、ここでも意中の自転車見つからず。連れも気に入った色がないようだ。
もうここにある奴から決めてもいいかな、という気になってきた。クロスバイクのコーナーにあるRaleighRF-Sという奴が、なんだか格好いい。連れがこの店で決めるのなら、これにしようかとも思う。
が、結局出てしまう。
どうやら連れのほうは通販で探してみる気になっている。新しいモデルとはいえ、実物を目にしているならそれもいいんだろうが、私のほうはまだ目当ての自転車に一つとしてお目にかかっていない。これで通販は危険すぎるだろう。
というわけでもう一軒の店に行く。四谷三丁目のPsycrithm(サイクリズム)。ここにはNirvanaの2ランク下にあたるTiburonがあった。今までで一番、対象に接近できた気分だ。
が、そのものではない。
連れの目当てもなく、収穫のないまま店を出ようとしていた時、店員さんに声をかけられた。連れが相談してみると、新しいモデルが入って型落ちになった昨年モデルが安くなっているので、目指していたものよりワンランク上の商品があるという。
連れは結構乗り気だ。色も気に入ったらしく、商談が成立しかけている。

……店頭になくても取り寄せてもらえるんだ。
なーんだ、相談すればよかったのか。

というわけで私も相談。Nirvanaは2005モデルが完売し、2006年モデルが11月に出るので、1か月ほど待てば手に入るという。もうほとんどそれに決めかけていたところに、店員さんが2005年モデルのMarlinというMTBを勧めてきた。こちらもよさそうで迷う。とりあえずNirvanaの下位モデルのTiburonとMarlinを乗り比べてみる。
クロスバイクはMTBに比べて車輪が大きいのが特徴なのだが、乗ってみると違いは意外なほどに大きかった。なんというか、Tiburonだと目の前の前輪に気を取られてしまう。
……Marlinに決めた。
Nirvanaという名前は惜しいけれど、まあ、Marlinもアーサー王伝説の魔法使いの名前だし。あんまり関係ないけれど。
というわけで、後日調整して受け取ることになった。楽しみ。
2005年10月23日(日) フレンチの午餐
先日従兄の赤ちゃんを見に行った、小金井の親戚宅を再び訪問。
連れが持っていたDVDプレイヤーを置きに行くだけのつもりだったが、近所のこじんまりとしたフレンチの店でランチをご馳走になった。
元パティシエのご主人が一人でパンも料理もデザートも作るのだが、どれもこれも美味。オードブルがウニのパイだったのだけれど、苦手なウニまでも美味しい。デザートなど、コーヒー味なのに真っ白なブランマンジェや抹茶味なのにブリュレ以外のなにものでもないクレームブリュレなど、美味しいだけじゃなく意外性に富んでいる。幸せな気分の午後であった。
2005年10月24日(月) マーリンの装備
さて、自転車を取りに行くのは今週の土曜日の予定なのだが、自転車だけあればいいってものじゃない。
ママチャリじゃないので、ライトもベルも荷台もスタンドも泥よけもないから、そういったものを一つ一つそろえていかなければならないのだ。
言うなれば、装備品。
もちろん装備品を買ったら、ちゃんと「装備」しなければなるまい。
ドラクエならば店の人が装備させてくれるが、自転車のこまごまとしたものまで全部やってもらうわけにもいかない。自力でなんとかするしか。

とりあえず、必要そうなものをリストアップしている。

・ライト:
 暗く先の見えない道行きを照らしてくれます
・フラッシャー:
 後ろで赤くぴかぴか光って存在を主張し、ついでに自転車の存在もアピールしてくれます
・ベル
 ちりんちりん鳴らすと自転車気分。ただしMTBに乗っている気分は削がれるかも
・カギ
 拉致されないようにワイヤーでがんじがらめにしばり上げてくくりつけておきます
・ミラー
 背後の怪しい気配を察知します
・泥よけ
 これがないと泥だらけになります。自転車がじゃなくて、乗ってる人が
・ヘルメット
 最近のは穴ぼこのあいた巻貝みたいです
・携帯ポンプ
 道中、タイヤのおなかを満たします
・スタンド
 孤独に立ちつくす時、支えになってくれます
・携帯用工具
 パンクの修理とかいろいろあるみたいです
・サドルバッグ
 サドルの下にある、携帯用工具なんかの巣箱
・ボトルケージ
 飲み物のボトルをつかまえて逃がしません

まずはこんなところだろうか。
ネットでいくつかの通販サイトや個人サイトやまとめサイトなどを見てまわり、値段と性能と評判から選んでいく。結構時間がかかるものだ。

今日の晩ごはん。
アジの干物、焼き厚揚げ、なすのごまみそ煮、レンコンのあちゃら、小松菜とベーコン、椎茸とかぶのみそ汁。
2005年10月25日(火) 恥ずかしくなるとき
私は言葉の用法の誤りが、わりと気になるほうである。
自分がしていないかといえばあまり自信はないのだが、言葉の使い方を教える仕事についている以上、常に気をつけなくてはならないことだと思う。
で、まあ自分が誤っているのに気づいたら恥じ入りつつ訂正するわけだが、今日は他人のミスに気づいた時について。
教え子の高校生が間違えていたら、そんなこともあるさと思いつつ指摘するのだが、
職場の先輩や同僚の間違いとなると、指摘してよいものか困る上に、なんだかこちらが恥ずかしくなってしまう。
立場上使わなければならないテキストの解説の中で「ふいん気」とか「出る釘は打たれる」とかいうような表現が書かれているのを見つけてしまった。
これ、このまま生徒に渡すの、ものすごく恥ずかしいんですけど。

あ、そうだ。予告。
11月1日から日記をリニューアルします。
日記に直接ブックマークしたりアンテナに入れたりしている方は、URLが変わるのでご注意ください。

今日の晩ごはん。
厚揚げステーキきのこソースかけ、高菜ウインナ−とインゲン、春菊のサラダ、レンコンのあちゃら、なすのごまみそ煮、小松菜と鶏肉のスープ。
2005年10月29日(土) マーリンを迎えに
午前中、連れとサイクリズムにMTBを引き取りに行く。
こまごまとした説明を受け、いざ町へ。
連れは会社へ向かい、私は弓道場へ。弓道場まではだいたい7、8キロといったところ。スピードが出せれば大したことのない距離なんだろうが、人や車を気にしつつゆっくり走ったので、結構時間がかかった。4キロほど同じ通りを走っていて、ちょっと飽きてきたり。
それにしてもすごいのは、車体の安定感。歩行者に合わせて徒歩なみのスピードで走ってもふらつかない。

50分ほどで到着し、駐輪場でライトを着けていたら、ちょうど午後の練習の開始時間になった。人数が少なめだったこともあって、結構たくさん弓を引きまくった。
自転車の疲れとあいまって、後半はかなりへろへろ。
練習が終わり、小雨の中、家まで自転車を走らせる。だいたい4キロほど。
帰り着いて自転車を持って階段を上がり、部屋の中へ持ち込む。もちろんシートを敷いて準備しておいた。
マーリンの巣(笑)。
駐輪場もあるのだが、盗難が怖いのでとても置けない。

帰り着いたらとても疲れていて、2時間ばかり寝込んだ。

今日の晩ごはん。
紅茶豚、豆腐とわかめのみそ汁、ブロッコリーのマヨネーズいため、ごま豆腐、きゅうりと長いもの浅漬け、なすの田舎煮。
2005年10月30日(日) マーリンで買物に
いや、新しい日記にしたらマーリンシリーズのふざけたタイトルはやめにしますから。

自転車の装備品(10/24の日記参照)、通販で買うのが一番安そうだけれど、実際に店に行ってみないとわからないものもある。ヘルメットとかバッグとか。
そんなわけで連れとフレンド商会へ。ウェアのフロアに行ってみると、いかにも自転車乗りな格好の人々が商品を見ている。なんだか入りづらい雰囲気を感じつつ、店内を見て回る。
結局私はミラーを購入。あとは通販でなんとかなりそう。

今日の晩ごはん。
チキンマカロニグラタン、キュウリとカイワレのツナサラダ、切り干し大根の浅漬け、もやしとインゲンのスープ、カボチャとモロヘイヤの焼き浸し。

それにしても、自転車に乗るとやたらとお腹がすく。あと眠い。
子供か。
2005年10月31日(月) マーリンはお留守番
連れと違って、私は自転車通勤するつもりはない。
職場の近くに自転車をとめておける場所がないし、日本一自転車盗難の多い町(ショップの店員さん・談)の路上に置く度胸(?)もない。
でも隣の駅ぐらいまでなら自転車に乗って行ってもいいかな、とは思っている。仕事帰りに弓道場に寄る時も楽だし。
問題は、昼頃に駐輪場が満車になっていないかどうか。少しリサーチが必要。

今日の晩ごはん。
スペアリブの柔らかロースト じゃがいもとブロッコリ添え、もやしと油揚げのみそ汁、なばなのからしあえ、海藻とキュウリ、トマトのサラダ、切干大根の浅漬け。

というわけで、この日記はここまで。
新しい日記にはインデックスページに戻れば行けます(手抜き)。

Akiary v.0.50
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