沢月亭日記
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2002年1月1日(火) 謹賀新年
サイトを新年バージョンにするのが面倒で、結局5分で作った画像しか。

ともあれ、あけましておめでとうございます。
当分は今と変わらず、あちこちに派遣されつつ英語だの小論文だのを高校生に教える生活の予定。
そんな中での今年の抱負。たくさん読んで考えて書いて。壊れない程度にやっていけたらと。ここんとこ、誰のためにも生きてこられなかったから、せめて自分のために生きたいもんです。
あと、今年こそフクロウを飼いたいっす(去年の夏からずっと飼いたがっている)。
サイトは…ちょっと整理する部分もあるかも知れません。


今年もよろしくお願いいたします。
2002年1月3日(木) 風邪
うかつにも風邪をひいた。昨日、初詣の帰りに道に迷って長々と歩いたせいか。
2002年1月7日(月) 仕事始め
いえけっして私が怠惰なわけではなく、職場の冬休みが長いだけ。時給生活者にとって休みが長いのは、あんまり嬉しいこととも言えないのだ。
土鍋で七草がゆを炊いて、最初からなかった正月気分をさらにふっ飛ばして出勤。

風邪が治りきっていない中でも指導の連続。受験生はほんとにセンター直前で、あと少しでも点数を上げるためのぎりぎりの努力をしに来ている感じ。頑張れ。
でもって今週は水曜から金曜まで、毎日新幹線に乗る予定…。

2002年1月10日(木) むか〜しむかし…
出張続き。センター試験に向けた勉強方法を今尋ねる3年生に、何を言ったらよいのだろう。

宇都宮駅には、まるで昔話を語りかけるようにアナウンスする駅員さんがいる。非常に優しく柔らかい調子で、一語一語区切るように話す。しみじみとして情緒あふれてはいるんだが、アナウンスとして流れているとどうも背中のあたりがむずがゆくなる感覚に襲われる。それなのに、ホームで聞くアナウンスがその人のものではないと、ちょっとがっかりしていたり。


2002年1月13日(日) 久しぶりに
出張でなく東京都から出た。
昨日突然思い立った旅行で伊東へ。
なんだかんだ言ってこれまでの半生を振り返れば、伊豆には結構来た覚えがある。
「ここではこういうことがあって…」などと連れに話していて思い出した。
伊東には以前、高校時代の友人達と来た。このへんに泊まったホテルが…と思って見回してみたら「立ち入り禁止」の貼り紙。つぶれてしまっていたらしい…。
2002年1月15日(火) 愚痴は一口2時間で
旅行の土産を届けに実家へ。母とお茶しているうちに、いろんな愚痴になる。
大体のパターンとして、身内の愚痴→それに対する自己分析→そこから引き出される教訓→なぜか私への説教…という順序になる。一通りおさまるまでに1時間から2時間といったところか。
いつも聞き役になっているのはいいんだが、問題は愚痴によって母がカタルシスを得てしまい、肝心の愚痴の発生源への対応がなし崩しになって同じことを繰り返してしまうというところ。まあ、話題があるのはいいことだとも言えるけど。

2002年1月16日(水) 赤福の謎
昨日、実家で母に聞いた兄の近況。といっても義姉経由でもあるので、
義姉→母→私という伝言ゲームを経ている話だが。

ともあれ、母が言うところの義姉によれば、最近の兄の趣味は
「赤福の包装紙のコレクション」なのだとか。
赤福。伊勢名物のあんころもち。伊勢のものなのに、2年ほど前のJR大阪駅
での土産物売り上げ第一位だったような気が。
ともかく、その包装紙が「毎日違うのでコレクションしている」のだそうだ。
だが、赤福の包装紙が日替わりだなんて話、今まで聞いたことがない。検索
かけて調べても、やはりわからない。
(赤福の店で毎月一日に出している「朔日餅」は包装紙が月替わりわしいの
だが)
単に私が知らないだけなのか、どこかで伝達ミスがあったのか、謎だ…。


でもって、今日はバイト。奇跡的にどこにも行かずに8時間。
2002年1月19日(土) センター試験…
今日から大学入試センター試験。お客さまには健闘を祈る。
けど、きっと試験問題への質問がいずれ来るだろうから、自分でも解いておかねば。

受験指導めいたことをしていていつも思うのは、自分がいかに何もわからないまま大学に受かってしまったのか。そして笑うほどにそれに気付かず、なんか人よりおべんきょーができるような気分になっていたこと。
はずかしいものっすな…いや、まったく。

2002年1月28日(月) なにもしてないわけでは
ないのだが、どうもあえて書くことでもないので滞る。
とりあえず今日は吉祥寺にて義理を果たし、井の頭公園のカモを眺めてなごむ。
2002年1月30日(水) シェイクスピアと高校生
リーダーの訳を手伝ってほしいお客さま。文中に「リア王」の話が出てきたんだけど、
注釈に「シェイクスピアの四大悲劇の一つ」とあるのを見た彼は、
「そういうのを作った人ですか?」
がーん。
…知らないのね、シェイクスピア。
教科書の編者はたぶん「シェイクスピア」てな人名ぐらいは知ってると思って注釈を
つけたのだろうけど。
確かこの間も同じような子がいたから驚きはしなかったけど、なんだかなあ。
しかも英文科志望だったような。大丈夫か。

教養がうんぬんというつもりはないんだけど、それこそ英語の教科書で「ヴェニスの
商人」のダイジェストみたいなのを読まされたり、夏休みの宿題でハムレットを
読まされたり、休み明けにはどこかの劇団がやって来て舞台で演じてるのを鑑賞した
り、その後で小田島雄志の講演があったり…さすがにそれはあんまりないか…しない
で通り過ぎてきてるのか、と、ちょっともったいなく思った。

Akiary v.0.42

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